日本防衛学会平成30年度(秋季)研究大会は、防衛大学校の協力を得て、11月16日(金)~11月17日(土)の両日にわたり、社会科学館大教場、人文科学館111番教室及び防衛大学校記念講堂において実施しました。

第一日目は、午後13時20分より社会科学館3階大教場において、五百旗頭眞日本防衛学会会長の開会挨拶の後、部会1「防衛を支える技術戦略」を行いました。

小休憩を挟んで、15時10分から16時の間、《第4回日本防衛学会猪木正道賞の発表・授賞式》が挙行されました。猪木正道賞(三賞)の受賞者の発表と同時に、田中明彦賞選考委員長から三賞受章著作に対する講評があり、引き続いて、4名の受賞者からそれぞれの授賞作品について報告がなされました。

(*第4回猪木正道賞の授賞式については、猪木正道賞基金のホームページをご覧下さい。)

次に、会場を記念講堂に移し、防衛大学校との共催による防大学生全員が参加する特別企画「トランプ政権と流動化する国際政治」をテーマに、國分良成防衛大学校校長が司会兼討論者を担当し、朝鮮半島、米国、ヨーロッパ各研究者3名によるシンポジウムが実施されました。

特別企画終了後、本館1階大会議室において意見交換会(懇親会)を行いました。

第二日目は、会場を二つに分け、社会科学館3階大教場では部会2「防災と危機管理」を五百旗頭眞会長が司会兼討論者を担当し、そして人文科学館111番教室では、会員からの公募による部会3「自由論題」部会が司会兼討論者を齋藤隆副会長が担当し、それぞれ実施されました。

その後、昼食と休憩を挟んで、13時10分より社会科学館大教場で平成30年度臨時総会を開催し、総会の終盤において五百旗頭会長が健康上の理由で今年度をもって会長を辞任したい旨の発言があり、参加者多数の拍手によって、本件は了承されております。

総会終了後、國分良成防衛大学校長による開催校挨拶があり、引き続き、13時30分から同会場において共通論題部会「朝鮮半島をめぐる東アジアの安全保障」が実施されました。

共通論題部会終了後、小此木政夫副会長の閉会挨拶をもって平成30年度(秋季)研究大会は16時に終了し、散会となりました。